名もなく貧しく美しく

弟にミシンを盗まれて主人公が家に書置きを残す
「苦しみが多く、喜びの少ない人生でした。弟のところに行って、死んできます」と
今まで必死に働いているなか、幸せを感じていると思っていたら、ここでこんな記述をするのか。絶望がわかり泣けるほど素晴らしい。